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大相撲きょうの記事(11月5日)

昭和22年

3日、出羽海、春日野両部屋が全焼。午後9時半東両国一丁目ゴム工場から出火、折りからの風で延焼した。化粧廻し他物品の被害はなく、両部屋力士は当面武隈部屋に移転する事に。なお、不休不眠の両部屋力士は4日秋場所二日目出場、櫻錦は佐賀ノ花を破る殊勲。

(解説)

出羽海部屋は戦災に遭った後、池袋の後援者の家に間借りしていたがここが全焼、その後は春日野部屋に隣接した安芸ノ海の家を部屋としたものの、またもや火事に遭ってしまったのである。3日は秋場所初日の晩で、火元は出羽海、春日野両部屋に隣接していた。

ちなみにこの武隈はかつて出羽海を離反して立浪部屋に走った人で、しかしこの古巣の苦境に、自ら援助を申し出たのだという。

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大相撲きょうの記事(11月26日)

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