top of page

大相撲きょうの記事(11月19日)

昭和46年

力士が土俵うえで行司に「物言い」を付ける珍事件。十両大文字に藤ノ川の一番で、行司源之助は藤ノ川に団扇も、大文字がその場で抗議。審判が確認も全員行司と同意見。それでも収まらない大文字は審判に悪口を吐き、更に行司部屋にも乗り込んだ。

(解説)

大文字はプロレスから大相撲に転向したという異色の力士。

この時、審判は土俵に上がったが、取った力士本人は物言いは付けられないので、玉垣審判の場内説明は「物言いではなく確認のため」。大文字は春日野審判部長により厳重注意となった。

写真は土俵上の大文字(個人撮影)。仕切りでの独特の腕の動きが印象的であった。


最新記事

すべて表示

大相撲きょうの記事(11月26日)

昭和48年 25日理事会にて木村玉治郎の伊之助昇進を決定。伊之助は1年間空位であった。新伊之助は本名熊谷宗吉、三役格行司では最も若いが日常業務、指導力を評価して抜擢した。48歳の立行司は史上最年少である。 (解説) 昭和47年1月に規定が改正され、従来はほぼ年功序列であった...

Comments


bottom of page