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大相撲きょうの記事(10月8日)

昭和21年

グリーンバーグなるプロ野球団がこの程誕生、9日後楽園で川崎いすゞと初の試合を行う。グリーンバーグには元力士の佐田岬、銚子海、龍ヶ崎が加わっており、試合前にエノケン(榎本健一)の手で断髪式を行う予定、試合以上に評判になっている。

(解説)

この三人は昭和20年秋場所出場を最後に土俵を去り、21年8月頃に野球チーム「東京カッブス」に加入、これがグリーンバーグに改称して試合を行う事になった、という記事。この球団は、その後結城ブレーブスと改称して国民野球連盟、通称国民リーグに参加した。国民リーグは現在の日本野球連盟とは別に存在したプロ野球組織であり、つまりこの三人は元力士初のプロ野球選手であるといえる。

写真は『大相撲』より、野球を楽しむ前田山。彼は熱心な阪神ファンであった。


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大相撲きょうの記事(11月26日)

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