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大相撲きょうの記事(10月22日)

昭和24年

横綱前田山の引退は決定的に。大阪本場所にて連敗後、ハイヤー氏病として途中休場していた前田山が、場所中帰京して野球見物した問題に、ファンや協会内部の非難の声が高まっている。協会は前田山を呼び出し事情聴取予定だが、自発的引退に落ち着く見込みである。

(解説)

いわゆるシールズ事件。

前田山は21日に高砂部屋で在京後援者に引退の決意を述べたが、四股名の元にもなった後援者の前田博士は理由が浅薄として引退を止めたため、一転十四日目からの再出場の意思を示している。しかし、最終的に引退に至ったのは周知の通りである。

写真は『大相撲』より。


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大相撲きょうの記事(11月26日)

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