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大相撲きょうの記事(10月13日)

昭和24年

24世吉田追風の吉田長善氏は11日熊本地検に召喚され、熊本刑務所に収容。昨年末に金融業者から80万円を借り受ける時に転売済の家を担保とし、これを詐取費消した疑い。格式を保つための出費に家計を支えきれなくなったためと見られている。

(解説)

長年相撲の家元として横綱免許の発行を行ってきた吉田司家だが、一連の不祥事で24代は結局翌年引退に追い込まれる。幼年の25代が継ぐ形となったが、この時に横綱免許授与は最高地位として協会が決定する事になった。ただし形式的な免許授与は昭和61年の司家倒産まで続いている。

写真は昭和後期頃の吉田司家(個人撮影)。


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大相撲きょうの記事(11月26日)

昭和48年 25日理事会にて木村玉治郎の伊之助昇進を決定。伊之助は1年間空位であった。新伊之助は本名熊谷宗吉、三役格行司では最も若いが日常業務、指導力を評価して抜擢した。48歳の立行司は史上最年少である。 (解説) 昭和47年1月に規定が改正され、従来はほぼ年功序列であった...

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